今日の結論:AIに「役割」を与えると、一人で悩まなくてよくなります。
「AIを使えば楽になりそう」とは思っていた。
でも、具体的にどう使えばいいかは全然わからなかった。
そんな状態からスタートした記録です。
難しい言葉は使いません。一緒に読んでみてください。
そもそも、なぜ「仕組みを作る」という発想になったのか
最初、私がClaudeに相談したのはこんなことでした。
「Claudeでいくつかの専門家を作って、ブログの仕組みを作りたい。ある程度自動化して、自分の労力を減らしたい。そして、その収益化までの道のりをブログのテーマにしたい」
副業でブログを始めようとしていたのですが、正直なところ、ブログ運営ってやることが多いんですよね。
記事のテーマを考えて、文章を書いて、SEO(検索エンジンに見つけてもらいやすくする対策のこと)を意識して、サイトのデザインも整えて、収益化の仕組みも作って……。
これを全部一人でやろうとすると、どこから手をつければいいかわからなくなります。
特に私のようなAI初心者・ブログ初心者にとっては、最初の一歩がとにかく重い。
そこで思ったのが、「全部自分でやらなくていいんじゃないか」ということでした。
「会社」を作るイメージで考えた
Claudeと話し合う中で生まれたのが、「エージェントチーム」という考え方です。
エージェントとは、特定の役割を与えたAIのことです。
「あなたはSEOの専門家です」と伝えると、ClaudeがそのSEO専門家になりきって動いてくれます。
これを会社に例えると、こういうイメージです。
社長:私(あなた)
各部署の社員:Claudeのエージェントたち
社長は大きな方向性を決めて、細かい作業は各部署の社員に任せる。
「AIに全部任せる」ではなく「AIと一緒に分担する」という感覚が、私にはしっくりきました。
5人のチーム構成を考えた
Claudeと相談しながら、こんなチーム構成になりました。
① 編集長
ブログ全体の方向性を管理するリーダーです。
「今週はどんな記事を書くか」「この記事の品質は大丈夫か」を判断します。
他のエージェントへの指示も出す、唯一全体を見渡せる役割です。
② SEOストラテジスト
SEO(検索エンジン最適化)の専門家です。
「どんなキーワードで記事を書けば読んでもらいやすくなるか」を考えます。
記事を書く前の準備段階を担当します。
③ コピーライター
実際に記事の文章を書く担当です。
「読者がわかりやすい言葉で書く」「専門用語をやさしく言い換える」ことに集中します。
④ WordPressエンジニア
サイトの設定や技術的な問題を解決する担当です。
「このプラグイン(WordPressに機能を追加するための部品のこと)はどう設定する?」といった質問に答えてくれます。
⑤ 収益化アドバイザー
アフィリエイトやGoogle AdSenseなど、お金の話を担当します。
焦らず長期的な視点でアドバイスしてくれる役割です。
最初から全員動かそうとしてはいけない
チームを考えたとき、最初は「全員一気に動かそう!」と思っていました。
でもClaudeにこう言われました。
「まずは編集長から始めましょう。記事が増えてきたらSEOストラテジストを、収益化を意識し始めたら収益化アドバイザーを加えるのがおすすめです」
これを聞いて、なるほどと思いました。
会社でも、創業直後から全部署を作ることはしませんよね。
最初は少人数で動かして、事業が大きくなったら人を増やしていく。それと同じです。
ブログも最初は記事を書くことが最優先。
SEOや収益化は、記事がある程度たまってからでも遅くない。そういうことです。
実際に編集長を作ってみた
ここからは、実際にやってみた話です。
ターミナル(黒い画面のこと。コンピューターに直接話しかける場所のようなイメージです)を開いて、claude と入力してClaudeを起動しました。
そしてこう伝えました。
あなたはブログの編集長です。
「AI × ブログ副業記録」というブログを運営します。
読者はAI初心者で、親しみやすいトーンで接してください。
この文章を「プロンプト(prompt)」と呼びます。
料理に例えると「レシピを渡した」イメージです。
レシピの質が良いほど、出てくる料理(エージェントの働き)も良くなります。
するとClaudeはこう返してきました。
「はじめまして!『AI × ブログ副業記録』編集長のClaudeです。AIをうまく使いながらブログで副収入を稼ぐリアルな記録をお届けしています。何かお手伝いできることはありますか?」
……ちゃんと仕事してる(笑)。
このとき感じたのは、「辞令を渡したら社員が挨拶してくれた」という感覚でした。
AIに役割を与えるって、こういうことなんだと初めて実感した瞬間でした。
編集長に記事テーマを提案してもらった
せっかくなので、そのまま続けて話しかけてみました。
「このブログの第1回記事のテーマを3つ提案してください。読者はAIを使ったことがない初心者です」
すると編集長はこんな提案をしてくれました。
①「AIって怖くない!Claudeを初めて使ってみたら、想像と全然違った話」
②「ブログ記事をAIに手伝ってもらったら、30分で下書きが完成した件」
③「ChatGPTじゃなくてClaudeを選んだ理由を、初心者目線で正直に話します」
3つとも、読者が「自分ごと」として読めるテーマになっていました。
さらに「気に入ったものがあれば、記事の構成づくりもお手伝いできます」とまで言ってくれて。
これ、一人で考えていたら絶対こんなにスムーズに進みませんでした。
トンマナの設定という大事な気づき
エージェントを動かしていく中で、ひとつ大事な気づきがありました。
「文章のトーンとマナー(トンマナ)を設定しないと、毎回バラバラな文章になる」ということです。
どれだけ優秀な社員がいても、会社の方針を知らなければ勝手な方向に動いてしまいますよね。エージェントも同じです。
「このブログはこういう言葉遣いで、こういう読者に向けて書く」という情報を渡しておかないと、記事ごとに文体がバラバラになってしまいます。
トンマナを設定する方法は2つあります。
方法①:自分の文章の癖を分析してもらう
自分が書いたLINEのメッセージやメモをClaudeに読ませて、「私の文章の特徴を分析して、ブログのトンマナとして設定してほしい」と頼む方法です。
Claudeが「この人は語尾に『〜ですね』を使いがち」「例え話が多い」などを分析して、トンマナガイドを作ってくれます。
方法②:好きなブログを参考にする
気に入っているブログのURLをClaudeに教えて、「このトンマナを参考にして、私のブログ用に設定してほしい」と頼む方法です。
私自身は、ヒトデブログさんの「結論を先に書く」「改行を多くして読みやすくする」「難しい内容もゆるく説明する」というスタイルをとても参考にしました。
このトンマナガイドを一度作っておけば、毎回エージェントに渡すだけで同じ文体で書いてもらえます。
プロンプトをファイルに保存する仕組み
もうひとつ、大事な話があります。
「ターミナルでプロンプトを打ち込んでエージェントを作った」と書きましたが、実はこれには弱点があります。
ターミナルを閉じると、そのエージェントの設定は消えてしまうんです。
毎回「あなたは編集長です」と打ち込むのは手間ですし、微妙に書き方が変わるとエージェントの動き方も変わってしまいます。
そこでClaudeに教えてもらったのが、「プロンプトをファイルに保存する」という方法です。
役割の設定をテキストファイルに書いておくと、毎回同じエージェントをそのまま呼び出せます。
ファイルの中身はこんな感じです。
あなたはブログ記事を書くコピーライターです。
「AI × ブログ副業記録」の記事執筆を担当します。
読者はAI初心者なので、専門用語はやさしい言葉に言い換えてください。
親しみやすく、読んでいて楽しいトーンで書いてください。
体験談や例え話を積極的に使ってください。
「このファイルを読んで」と伝えるだけで、いつでも同じコピーライターが起動します。
まだ試行錯誤中ですが、この仕組みが整うとブログ運営がぐっと楽になりそうです。
つまずいたポイント:最初は何をしているか全然わからなかった
正直に書くと、最初はターミナルを開くこと自体が怖かったです。
「黒い画面に英語が並んでいる。何か間違えたらパソコンが壊れそう……」と思っていました。
でも実際にやってみると、Claudeと日本語で普通に話しかけるだけで動いてくれます。
コマンド(コンピューターへの命令文のこと)は claude と打つだけ。それだけでした。
「思ったより怖くない」というのが正直な感想です。
同じように「ターミナルって難しそう」と感じている方がいたら、まず claude と打って起動するだけ試してみてください。
それだけでAIと話せるようになります。
今日のまとめ・次回予告
今回やったことをまとめると、こうなります。
- Claude Codeで5つの専門家エージェントを考えた
- まず編集長を作って、実際に動かしてみた
- 記事テーマの提案まで編集長にやってもらえた
- トンマナの設定が、ブログの一貫性を保つために大切だとわかった
- プロンプトをファイルに保存する仕組みを知った
「AIを使ってブログ運営を効率化する」という目標に向けて、少しずつ仕組みが見えてきました。
まだ完成にはほど遠いですが、一つひとつ積み上げていければと思います。
もし「自分もやってみたい」と思ったら、まず編集長を一人作るところから始めてみてください。
思ったより自然に話しかけてくれますよ。一緒にやっていきましょう!
次回は、ブログの土台を整えた話をします。ConoHaとSWELLをどう選んだか、正直に書いていきます。お楽しみに!

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